2017年2月8日水曜日

長女への想い

高校を卒業するまでのあと数週間、長女と過ごす時間がとても貴重です。
何だか、毎日夕食を作ってくれるのでありがたい。
お風呂掃除も、洗濯ものを畳むのも喜んでしてくれるのがありがたい。
次女、三女が帰宅すれば、母親の私は彼女にしたら「レンタル中」になるので、二人きりの時間は私自身も大切にしたいと思っています。

読み聞かせまでの時間・・。
今日は一緒に散歩。
土手の日本水仙が美しかった・・。


一時間近くはウォーキングしたでしょうか。
よし、ここを通って帰ろうか・・なんて寄り道。
そこは学校裏にある公園のどんぐり小径。
たくさん走って、凧揚げして、お父さんと鬼ごっこして・・。
いつの間にか思い出話に花が咲き、突如娘が覚えてる?と言い出しました。
「桜は、葉よりも先に花が咲く・・その理由を教えてくれたのはお母さんだよ。」

幼かった頃、満開の桜を見上げて話したことを、この子は覚えているんだ。
そう思ったら、私、泣けてきた。
見上げたら、まだまだ蕾は固くて開こうとしない。
でも、ちゃんと春は近づいているねって、また涙。
草花って、私はやっぱり好きなのです。


開店一番。
まだ誰も来ていないあの店で、今日は母娘ランチデート。
三人三様・・それぞれに娘を生んだとき、この子がいればもう私は何も要らない‥という気持ちを思い出して、また涙。
カフェの片隅にあった、誕生日大全なんていう分厚い占い本を眺めながら、食後は温かなカプチーノを頂きました。
生きていく道は自分で切り開く。
口に出して言ったことはないけれど、いつもあなたにはそう教えてもらっています。
どの子も、そこにいてくれるだけで、母は幸せです。
生まれてきてくれて、ありがとう!




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